■ ID | 637 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 鴨川流域におけるノニルフェノール化合物の排出実態の評価 Evaluation of Nonylphenolic Compounds Discharge in the Kamo River Basin |
■ 著者 | 茂木守
Mamoru Motegi
埼玉県環境科学国際センター 野尻喜好 Kiyoshi Nojiri 埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 Shigeo Hosono 埼玉県環境科学国際センター 田中康之 Yasuyuki Tanaka 埼玉県環境部産業廃棄物指導課 河村清史 Kiyoshi Kawamura 埼玉大学大学院 |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 環境化学、Vol.19、No.2、197-206、2009 |
■ 抄録・要旨 | 鴨川のノニルフェノール(NP)汚染の原因を究明するため、流域に存在する9事業所の排出水とそれらの事業所で使用している洗浄剤など33製品のノニルフェノール化合物(NP、ノニルフェノールエトキシレート、ノニルフェノキシ酢酸類)濃度を測定し、その特性を評価した。ノニルフェノール化合物は、9事業所の排出水から3.2〜1,600μg/Lの範囲で検出され、また33製品中7製品から1.1μg/g〜0.97g/gの範囲で検出された。排水量が把握できた6事業所のノニルフェノール化合物年間排出量は2g〜105kgと推計され、最も排出量の多い事業所は鴨川のNP汚染における重要な排出源と特定した。また、排出水のノニルフェノール化合物のオリゴマーパターンが、その事業所における排水処理の状況を反映することを明らかにした。 |
■ キーワード | nonylphenol, nonylphenol ethoxylates, nonylphenoxy acetic acids, emission source, river |
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